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豊富すぎるカスタマイズ!多機能ゲームパッド「Flydigi VADER4 PRO」実機レビュー

以前から興味あった多機能ゲームパッド『Flydigi VADER4 PRO』をついに購入しました! 人生初の高級コントローラー! 1日ガッツリ使い込んでみたので、機能の紹介や手持ちのゲームでの使用感を紹介します。

新規にゲームパッドを買おうとしてる方の参考になれば幸いです。

1. Flydigi VADER4 PROとは?

VADER4 PROは中国Flydigi社の販売するXbox互換型コントローラー。いわゆる中華パッドですね。
高級コントローラーの代表格である「Xboxエリートコントローラー」をさらに改良しつつ、よりお求めやすい価格を実現したモデルで 多機能でPCソフトによる柔軟なカスタム性 を誇ります。


▲専用ソフト経由でカスタマイズ


とはいうものの記事執筆時点でお値段1万1500円。エリートコントローラーよりは安いですが、決して安価なコントローラーではありません。
まずはこの主な特徴を紹介していきます。

Xbox純正コントローラーとの比較になります


2. 主な機能

2-1. カスタム可能な合計6つの追加ボタン

標準的なコントローラーと比べて、前面に2つ・背面に4つ、合計6つの追加ボタンが搭載されています。



▲前面と背面の追加ボタン


これらのボタンはすべて専用PCソフトからキー割り当てが可能。ゲームパッドのボタンはもちろん、キーボードのキーやマクロも登録可能。
スティック押し込み(L3/R3)の割り当てや、LR同時押し、ファンクションキーなど使い方はユーザー次第。ゲームに合わせて自由にカスタムできます。


▲標準ボタンも含め全ボタンカスタムできる


2-2. 重さ調整可能なスティック

スティックの感度ももちろんPCソフトから細かく設定可能です。デッドゾーンや感度カーブの指定が可能


さらにFlydigiの最大の特徴として、スティック周囲のリングを回すことで物理的にスティックの重さを変えられます。 MIN(最軽量)からMAX(最重量)まで無段階に調節可能 です。体感3倍ぐらい重さ違います。
繊細な操作が要求されるレースゲームなどではソフト側の感度設定と組み合わせることで、思い通りの操作感を実現できます。

▲左右に回るリング。ほぼ1回転調整可能


2-3. 高い質感と心地よい操作感

金属光沢のリングや中央でV字型に光るLEDなど、全体的に質感がかなり高いです。LEDの光り方は色/強さ/発光パターンまでソフトから自由にカスタムできます。


▲ソフトから自在にライティングを変更可能


また、A/B/X/Yボタン と 十字キー は「メカニカルキーボード」のような カチッとした音と感触が心地よく高級感があります。グラつきも一切なしで快適。


2-4. ストローク変更可能なR2/L2トリガー

トリガー(R2/L2)は、根本のスイッチを切り替えることでストロークを短くできます。これによりトリガーをまるで通常のボタンのよう扱えます。

驚いたのはただストロークが浅くなるだけでなく、明確にカチッとした押し心地が生まれる点。まるで最初からボタンとして設計されていたかのよう。
トリガーをアナログ入力で使うなんてレースゲームぐらいですし、ほとんどのゲームで非常に嬉しい機能でしょう。


2-5. 4つのプロファイルを瞬時に切り替え

PCソフトで設定した内容は、4つ まで保存でき、SELECT+A/B/X/Yを押すだけでいつでも切り替え可能。
このとき先ほどのV字型LEDの色が設定に応じて変わるため、「今どの設定か」を瞬時に判断できます。ライティングがネタではなく実用的な機能になっている と言えるでしょう。

鳴潮は青、レースゲーは赤、のように設定してます

▲左側の4つでそれぞれ設定可能。4個固定


3. ゲーム別レビュー

レビューにあたり、まずはコントローラー遍歴と評価基準についてお話しします。

3-0. コントローラー遍歴

基本的に10年以上Xbox純正パッドを利用してきました。ただ6年以上使いさすがに不調になったため、半年前に近所の家電量販店で Logicool F3102500円と安かった という理由だけで購入。

しかしこのF310、普通にゲームする分にはいいんですが Forzaではスティックが重すぎ&トリガーが浅すぎてまともにプレイできない という致命的な問題が先週発生。
そこで今回の買い替えに至りました。

F310は価格を考えれば上出来でオススメ。ただ当然上質なパッドとは言い難い

そのため、今回での評価基準は長年使ったXbox純正コンとなります。
ではゲーム別レビューにいきます


3-1. 鳴潮

メインでプレイしている『鳴潮』では当然プレイに支障なんてあるはずなく。
カチカチしたボタンの操作感が心地よく、快適にプレイできています。心なしかボタンを押すタイミングが早くなった気がしています。キーの反応が早いのかも。

平地ソアーが超らくちん

鳴潮での最大のメリットは、マクロによる平地ソアーです。ボタン一発で出せるようになり移動が格段に楽になりました。
平地ソアーの頻度が倍以上に跳ね上がってほんのちょっとした移動でも使うように。手間が減ることを大事さを痛感

高難易度コンテンツを楽にする(ある種卑怯な)マクロではなく、日常を少し便利にする程度の理想的なマクロの使い方だと感じています。


▲平地から直接ソアー。この結構面倒な操作がボタン一発

やり方:「ジャンプ→空中攻撃→2段ジャンプ(回避)→空中攻撃→ソアー」とテンポよく入力。低身長など出来ないキャラもいるので注意

トリガーロックが便利

意図せずトリガーを長押ししてしまい技が暴発することが多々ありましたが、トリガーロックで完全に解消!
もうサギ長押し誤爆に悩まされることはなさそうです


▲ちょくちょくやってしまってたサギ長押しにもサヨウナラ

鳴潮:総評

「これが無いとダメ」という程ではないですが、かゆいところに手が届く機能があり慣れると元には戻れそうにありません。まだカスタムキーを有効活用できていないので、今後さらに便利な使い方を探求したいです。

3-2. Forza Horizon 5

そして本命の『Forza Horizon 5』。こちらはスティックやトリガーの「感覚」が重要になる、より繊細な操作が求められるゲームです。

便利すぎるスティックの重さ調整

スティックの重さ調整機能がまさに神。MINより一目盛り重くしたあたりが長年慣れ親しんだXboxコンの感覚に非常に近かったです。
ゲーム側とパッド側の設定を徹底的に詰めることで、以前より格段に操作しやすくなりました。

デッドゾーンをゼロにしつつ、スティックの初期カーブを控えめに設定。今までより繊細かつ精密な操作ができるようになり満足です。


背面ボタンでフォトが便利

標準操作では十字キーの上にあるため押しにくかったフォト機能。コレを背面ボタンに割り当てたことで、「フルカウンターを当てながらベストショットを撮る」といった操作が簡単にできるように。大満足!

ただし、トリガーの感覚にはまだ少し違和感あり。これは慣れで解消できる範囲だと見ています。


3-3. 2Dアクション

『ガンヴォルト』や『グリムガーディアンズ』もプレイ。
十字キーのクリック感がはっきりしているため、斜め入力の誤爆がまず起きないという安心感が素晴らしい。
ただ2Dアクションに限っては、十字キーがメインとなるためプレステ型配置のほうが操作しやすいかも。


3-4. ノベルゲーム

おまけ程度にノベルゲーをプレイ。マクロやカスタムキーが活きるジャンルではありません。

むしろカチカチとしたボタンの感触のせいで、長時間のプレイでは少し疲れるかもしれません。だらだら遊ぶなら、Logicoolのような軽量で押し心地の柔らかいコントローラーの方が向いていると感じました。


4. 気になるところ

次に使っていて気になった部分・改善してほしい部分です

4-1. キーバインドに修飾キーを使えない

一番厳しいのがコレ。ALT+F1 等を背面ボタンに割り当てて、スクリーンショットや録画を割り当てたかったのですが出来ない。
F1 しか認識しないようです。

コントローラーからスクショはやりたかったのでちょっと残念。

強引ですがスクショ自体のショートカットをF1だけにして対策はできましたが、やはり修飾キーセットにしたい

4-2. 謎のマウスモード

ジョイスティックに「マウスモード」割当があり、名のごとくスティックでカーソル移動でき、マウスとして使えるのですがコレがイマイチ。
動きが謎で、「グーーーー」と高速で動いたあと「ピタッ」と止まる。そのあとはなぜかちょっとずつ動きます。なんだこの動き…

マウスとしては当然使えません。FPSも出来ないんじゃなかろうか?
単に調整不足感がして残念です。だらだらアニメ見ながらパソコン触るときに結構便利なんですが

JoyToKeyというソフトはちゃんとしてるんですがねぇ…

4-3. 振動が強すぎる

これは完全に個人の好み。コントローラーの強い振動が苦手なのですが最弱にしても強い。Xboxコンの3倍ぐらいある。
強すぎて拒否反応がでたのでオフにしてしまいました…正直Forzaのグリップ感を振動で得ていたのでツラいんですが、振動はもっと苦手でして…

基本的に全ゲームにおいてゲーム側でOFFに設定する人間です。Forzaだけ例外的に使っていた


全部細かい部分ですが、改善されたらなぁと思うところです


5. 総評:いいお値段はしたものの大満足

いくつかのゲームをプレイし、豊富で細かいカスタマイズのおかげで、これまでより格段に快適なゲーム環境を構築できました。価格には十分見合う価値がある、大満足の買い物です。メリット・デメリットをまとめると

良かった点

  • スティックの重さ調整機能:レースゲーマーには最高の機能
  • 追加ボタンとマクロ:特に移動やショートカットの効率が上がる
  • トリガーロック:アクションゲームでの誤操作がなくなった
  • 質の高いA/B/X/Y/十字キー:メカニカルで押し心地がいい

気になる点

  • 価格:1万1000円オーバーと、決して安くはない。
  • 耐久性:中華製品ということもあり、こればかりは長期間使ってみないと分からない。最低でも4年はもってほしいところ。

また面白い使い方を見つけたら記事にしたいと思います。

ではまた。よいゲームライフを!