iPad入手をきっかけに始めた 大作ソシャゲ『崩壊スターレイル』、早いものでプレイから1年半が経過しました。
そこで今回はこの1年半の振り返りとプレイしてきた感想になります。無/微課金勢でどの程度ガチャキャラ入手できたかのレポートも。参考になれば幸いです
ゲーム概要
まずカンタンにですがゲーム自体について解説。
『崩壊スターレイル』はもはや世界一といっていいスマホゲーム会社「Hoyoverse」が運営する コマンドバトルRPG です。
クエストを受注し、探索とバトルを繰り返しながらストーリーを進めます
↑序盤の街の探索画面。ほぼほぼ普通のRPG同様
戦闘はシンプル。基本的に速度ステータス順で動きます。行動は「通常攻撃」か「スキル」かの二択。ゲージが溜まり次第必殺技を任意タイミングで割り込み可能です。
↑戦闘画面。基本は通常かスキルというシンプルなもの
他のゲームと比べても単純でとっつきやすい要素。もちろんオート・倍速という定番機能は完備。
ただし高難度コンテンツとなるとしっかり育成する必要があります。このゲームのメイン といっても過言ではないでしょう。
個人の育成だけでなく、パーティ全体を意識したビルド構築はこのゲームの魅力といえます。
よくソシャゲと言われてますが ソーシャル要素はほぼありません。 せいぜいどこの誰か知らないフレンドからキャラクターを借りる程度。ランキングなどもナシ。
実質ソロRPGといえます。
個人的には原神やスタレなど最近のゲームは、ソシャゲというより「ガチャゲー」というほうがあっていると思います。学マスあたりだとソーシャル要素が強くなりますが。
ガチャ&課金
ではみなさん気になるであろう、1年半でどの程度限定キャラを入手できるのか/できたのか を公開!
厳密には1年半と1ヶ月=19ヶ月です
限定キャラ一覧
限定キャラ一覧はこうです(恒常/配布は黒をかぶせています)
限定は合計15人でアグライアのみ1凸。モチーフはアタッカー5人とアベ/サンデーの合計7枚。
大雑把ですが、1ヶ月に1人 限定キャラorモチーフを引けている といえるでしょう。
自分でいうのもなんですが、ver2.xをホタルなど撃破メンバー無しで生き抜いてきた風変わりなユーザーです
他の人の所持状況が分からないので感覚ですが、おそらく他の無/微課金勢より調和と耐久が多めでアタッカーが少ない と思います。
調和はコンプしている上、耐久も羅刹以外は所持。正直ここまで揃える必要はないでしょう
とはいえしっかり戦力を考え補強してきてつもりで、半年以上は裏庭・虚構・末日とも全報酬獲得ラインに到達しています。階差宇宙もX7到達済み。
↑一応ちゃんと攻略できています
最もフレンドの状況を見る限り、高難度コンテンツのやる気がない人が多いですけどね…
「なんで2凸ホタルとマダムヘルタでクリアできてないんだよ!」という人が結構いる。むしろ多い。やってないだけとしか…
課金額
冒頭で述べたとおり微課金勢です。これまでの課金は以下の通りになります。
- 列車補給標章(月パス): 610円 x 12回
- ナナシビトの褒章(シーズンパス):1220円 x 6回
- 合計 14640円 / 月平均 770円
月パスは基本買う ようにしてきましたが、「今回のバージョンはイマイチだったなー」というときは購入していません。
一方シーズンパスは最近購入しておらず。育成素材が豊富なので序盤は魅力的ですが、そこを抜けお金や経験値素材が余り始めると旨味が減るため止めました。
↑「ナナシビトの褒章」は育成素材多め。ガチャチケもあるので1220円がお得なのは事実
トータルでみると結構な額ですが月平均でみるとまぁこんなもんかなと思います。
むしろ月770円分は楽しんでいるので全然問題ありません。
ガチャに換算
で、ざっくりですが 課金で入手したのは240連分 です。
80連で引けたとしてキャラ3人分。1回すり抜けたとすると限定キャラ2人分。
これが上記課金額に見合うと考えるかは個人の考え次第ですのでこれ以上は言及しません。
お金の価値観って人それぞれですし。
微課金を継続したときの目安として参考になれば。これ以上は個人でご判断ください。
04/14 ナナシにあるガチャチケを考慮にいれてなかったので数値を修正しました。内容はほぼ同じです
【ちょっと脱線】課金についての個人的な考え
以前は無課金派でしたが ここ数年は 「月600円すら払いたくないゲームに時間を使いたくない」 という思考になりました。
誰がなんと言おうとゲームが続くために課金は必須。「ゲームが続いてほしいから課金している」という考えですね。
このためMMORPGの月額費用程度なら払ってもいいと思っています。500円~1500円/月ぐらい。
逆に言うと「月数百円程度も払いたくない」と感じているゲームは「楽しめていない」と判断し消します。続いてほしいと思ってないゲームを続けたくない。
こういう考え方で課金している人間もいますよ、ということで。
【閑話休題】
ゲームレビュー
ではゲーム自体の感想です。長所と短所にわけて記述します
※これらはすべて自分個人の主観ですのでご了承ください
【長所1】圧倒的なボリューム
最も大きい特徴が 圧倒的なボリューム。バージョンアップのたびに
が追加されます(バージョンにより多少差があり)
↑ve3.2の2周年記念ミニゲーム。かなり時間かかった…
コンソールRPGのDLCに相当するレベルのコンテンツが1ヶ月半おきに追加される と思ってもらって大丈夫です。
正直基本無料のゲームとは思えません
【長所2】気合の入ったキャラ実装
もう一つの特徴がキャラの実装数が少ない。3週間に1人のサイクルで、国産ガチャゲーと比べると半分程度ではないかと思います。
ダブルピックなんて見たことありません(復刻除く)
代わりに一人一人の気合のいれようがすごく、Youtubeの動画だけでも一人当たり3~5本に及びます。
↑公式Youtubeの動画。キャラ一人でこの動画の数!
もちろんしっかりイベントなどでも取り扱われ、だいたい欲しくなってしまいます(笑)
今でこそ慣れましたが、始めた当初は衝撃的でした。
【長所3】楽しい育成
また育成要素が多く楽しい。ここのバランスはかなり良好だと思っています。
ざっくりですがアタッカーだと1ヶ月~、それ以外だと2週間程度で高難度攻略に連れ出せる印象。
遺物厳選は終わりこそないものの、そこそこ厳選ならだいたいこの程度の期間で出来る。
この程度まで育成したあと適切に編成すれば裏庭他もクリア可能と感じています。 逆に言うと雑にテキトーにお気に入りキャラを出すだけでは勝てません。それをしたかったら課金して何段階か凸を進めることが必須になるでしょう。
コツコツ育てていき、火力が伸びて敵を倒せたときは本当に楽しいです
↑最近育成開始した星4「モゼ」。数週間がんばります
【長所4】デイリーが軽い
上記育成ともかぶるのですが、デイリーの育成がとても軽い。
一日一回 オート放置でさくっと最低限のデイリータスクは消化可能。だいたい5分~10分。
ウィークリーも含めると高難度コンテンツやローグライクコンテンツもプレイ必須になり多少時間かかりますが、ここは週末にがんばればOK。
オートがそこそこ優秀なのも相まって、総じて続けやすいゲームだと感じています。
では短所と感じている部分を…
【短所1】ストーリーのテンポが悪い
メインストーリーをはじめとして各種ストーリーのプレイ時間が長いのですが、テンポが悪い とも感じます。特にここ最近。
全体的にセリフが長い。アニメでシーン解説を全てキャラのセリフで行わせているのに近い感覚。
しゃーないとは思いつつも、もう少し文章をコンパクトにまとめてほしい
鳴潮がこのへんとてもいい具合なので余計に
【短所2】ひどすぎる接待
このゲームの高難度コンテンツで特徴的なのが「接待」。
ようは新規キャラだとヒジョーに楽にクリアできるよう敵の配置やステージバフが設定されています。
これがとても極端。接待がすごすぎてキャラの強さがよくわからないレベル。
本来なら裏庭・虚構・末日と最適アタッカーが違うのに、接待がすごすぎて最新アタッカーはどのコンテンツも破壊できちゃう。
正直やりすぎだと感じています。これはプレイ当初からずっと感じております。
【短所3】極端なキャラ贔屓
ここの運営の特徴が、お気に入りキャラは徹底的に贔屓する こと。
ストーリー中の活躍はもちろんYoutubeのPV数も多く、かつ性能は盛られまくりで接待もされまくります。
贔屓するだけならともかく、贔屓キャラの前後にピックされているキャラの扱いがすっごい雑。
贔屓していること自体よりもこの極端なキャラ格差に嫌気が差すことが多いです。
↑雑に扱われたキャラ代表『ブートヒル』。実装当時、まともなイベントすらなくPVも少なかった
【中立】キャラモデリング
キャラモデリングは絶対的にはクオリティが高いほうに入ると思います。プレイし始めたころは感動していたレベル
↑お気に入りの「ロビン」。クオリティ高い
ただ最近、とくにver3.0のオンパロス編からクオリティが下がってきたような…特にキャストリスはイラストとの差が強烈
↑ver3.xヒロイン枠のキャストリス。一番左の初回公開時イラストのままだったら…
さらに最近はスタレを超えるクオリティのゲームをプレイしていることもあり相対的に低くなってきた印象です
↑「鳴潮」の王道美少女枠『フィービー』。ほぼイラストそのまま!
↑「ドルフロ2」の恒常SSR『トロロ』。こちらもイラスト再現度が極めて高い
スタレはもう少しがんばってほしいところ…
おわりに
そんなわけでスターレイルのプレイ1年半のまとめでした。
気がついたら1年半。プレイ当初はここまで続けると思っていませんでした。
大筋では満足していますが、つらいのはキャラ贔屓でしょうか。
もうちょっと控えてくれたら言う事ないのですが…
運営の好みと自分の好みが大幅にずれてて困る。むしろ自分のお気に入りは冷遇されている部類でつらい…
ちなみにキャストリス、狙いに行ったら姫子さんがでてきました…ついに3凸
↑姫子3凸。せめて今回から追加された限定星5すり抜け枠になってほしかった
ホタルに続き、ふたたび運営のお気に入り枠をスルーすることになりそう。
1凸したアグライアも正直他のver3系アタッカーほど火力がないのでつらい。
しばらく苦難の日々が続きそうです。
ではまた。次の末日はダメかも…
おまけ:インフレについて
最後にオマケ。最近よく話題になる インフレ。これついての個人的所感です
個人的にですが、数値的なインフレはソシャゲとして妥当なレベルかな という印象です。
インフレ以上に極端だと感じるのが 環境の変化。接待の変化とも言えます。 ホタルはver3から炎弱点が消え厳しそうですし、全体攻撃が要求されるステージが多く飛霄もつらい。
つまり環境に対する適正がないため攻略が難しくなっている。これが「インフレ」の正体 だと思っています。
逆にver2.xの間さっぱりだった「鏡流」の攻略動画をよく見るようになりました。「環境適性」の重要さが現れているといえるでしょう
とはいえさすがになんとかしてほしい。キャラの寿命が短い。
特にver3.x系はアタッカーとサポーターが間を開けず実装されていてより短くなりそう。
これもあり最近ちょっと課金を控えています。今のスタレはあまり続いてほしくない。最近は凸や光円錐の依存度も跳ね上がってきてますし。
ゼンゼロもインフレ酷いとよく聞きますし、次に新しいHoyoverseのゲームがでてももう追うことはないでしょう
多少は改善されるといいのですが、難しいだろうなぁ…