12月5日に公開された新作SRPG『ドールズフロントライン2』。ガッツリ、というほどではありませんが1週間ほどプレイしたので紹介・レビュー記事になります。
思ったよりハマってしまいました。
どんなゲーム?
一言でいうなら『銃撃シミュレーションRPG』。
四角形状のマス目を移動して攻撃するファイアーエムブレムなどの類。
一応擬人化モノで「銃器の美少女化」というコンセプト。ですが、美少女モノという印象を全然抱かないぐらい 全体的にメカメカしい硬派な世界観・ビジュアル も特徴。
もちろんソシャゲらしく育成要素は大量。本人レベルはもちろん武器レベル、スキル解放、武器につけるランダムステータスのアタッチメントなど定番どころは一通りあります。
戦闘の特徴
まずはゲームのメインともいえる戦闘の特徴から
銃という武器
銃 というのが非常にこのゲームを特徴づけており、射程が普通のシミュレーションRPGの比較にならないぐらい広い。
↑マップの半分以上をカバーする射程
このため攻撃の自由度がものすごく高い。
もちろんこれは敵にも言えるのでこのためフィールド上のあらゆる敵に対する注意が必要。思わぬところから攻撃がくることがあります。
カバーリング
もう一つが カバーリング 。壁や建物に隣接すると身を隠すような体制をとり、その方向からの被ダメージが大幅に減少します。
↑壁に隣接すると身を隠す姿勢を取る。被ダメ大幅軽減
非常に重要な要素でこれがないとタンクですらあっさり沈みます。
敵についても同様。こちらのダメージが激減するので適切に遮蔽物がない位置に移動する必要がある。
ただし こちらから見える=敵からも見える となるので適当に遮蔽がない場所に移動するわけにもいかない。
高低差
さらに 高低差の概念 もあり、言うまでもなく高所が有利。
↑高所からの攻撃。相手からは遮蔽物がある状態になる
安全に攻撃できるためうまく使いたい。ただし登れる場所が限られているためそうカンタンにはいきません。
これらの要素が噛み合ってかなり戦略的な面白い戦闘にしあがっています。
ただ一方でソシャゲにしては1ステージが長めですし、プレイフィールもヘビーなのは事実でしょう。
ソシャゲSRPGはあまり流行った印象がなく、このへんは好きが分かれそうです
キャラモデリング
キャラモデリングはすごく高いレベル。文句のつけようがない。
↑SSRヴェプリー。かわいい
特に衣服の細かい作り込みがすごい。特に布の質感や細かいパーツに対するこだわりが異常。
↑ベルトや小物の作り込みがすごい
世界観にあわせ全体的にミリタリー調の落ち着いた衣装が多いのも個人的に好印象。こういうのでいいんだよ…
鳴潮もスタレも無駄に露出が多めなのがちょっと…特に鳴潮
休憩室・スキン販売
キャラゲーとして楽しみたい方にはたまらない要素が 休憩室。
キャラの個室にお邪魔するモードで数種類のシチュエーションから鑑賞することができます。
姿勢だけでなく「私服」も選ぶ事が可能。ただし課金要素でスキンを購入する必要があり。
↑季節外れの水着含めすでに多数のラインナップがあるスキンショップ。ほしい
育成要素についてはまぁよくあるソシャゲとほぼ同じなので省略します。
流行りのランダムステータス装備品もありいずれ厳選地獄と化すでしょう…
感想
では個人的な感想を項目別に
難易度
難易度はかなり高め。ジャンルがジャンルなせいか割とゲーマー寄りに作られている印象です。
自分の編成という条件付きですが、4日目付近のストーリー3章ぐらいからオートで勝てなくなりました。レベルは敵と同程度なんですけどね。
特に各章のボスはなかなか厄介なギミック付きで 脳死で突っ込むとだいたい全滅 します。
↑メカメカしいボス。ここだけ見ると別ゲー
敵の特徴にあわせ動く必要があり手動操作必須。歯ごたえあるといえばありますが、スタミナ消費目的でストーリー進めているときはちょっと困ります。
ただ… イベントが難易度は高すぎる。
↑開催中のイベントトップページ
そもそも開始したてのゲームで、1週間やってやっとキャラレベル30なのに、イベント序盤で推奨レベルが36とか40とか。正直挑む気にすらなれないですね…レベル36になったころにはイベント終わっていそう
さらにNIKKEのようなおまけゲームですら割とやり込まないといけなくて正直つらい
↑謎の銃撃ゲー。タッチパネルと相性が悪い。マウス操作だと楽らしいが…
総じて初回イベントにしてはツッコミすぎではないかと…最初のイベントを高難度にしすぎて沈んだゲームなんて何度も見てきたのでやや不安ですね。
お気に入りキャラ紹介
使っているキャラの紹介。どれも高レアリティです(笑)
トロロ
恒常SSR『トロロ』。推しです。真面目で落ち着いた雰囲気のザ・優等生というキャラでストライクど真ん中。
クール系ですがツンとかストイックという感じはしない最近珍しいタイプ。話し方も丁寧でいいし笑顔がめちゃかわいい
性能面では単体アタッカーで2回行動が優秀。ただ2回行動できるのがほぼ最初のターンだけで2ターン目以降はちょっとビミョーです。
スオミ
限定ピック中のSSR『スオミ』。金髪碧眼の妹系キャラでめちゃかわいい。
戦闘面では現状トップTierのサポーター。防御ダウンデバフ付与に味方バリア付与と攻守兼ね備えて強すぎ。加入以降まじで楽になりました。オススメ
瓊玖(けいきゅう)
味方と合わせて攻撃してくれる「支援攻撃」持ちの恒常SSRキャラ。こちらはクールストイック系で一人称が「それがし」という強烈なキャラ。
上述したアタッカー「トロロ」並に火力が高い上に1ターンに何度も攻撃できる。その上に反撃スキル持ちのキャラを合わせると敵ターンにすら攻撃してくれる。
アタッカーとしては現状最強格らしいですが納得。リセマラオススメです。
漢字が読めないし変換できないのがネック…
サブリナ
体型どおり(?)タンク型の大食いお嬢さん。恒常SSR。美味しそうにご飯食べる子っていいよね…
バリア付与で単純に硬いのもありますが範囲デバフが優秀。特に水弱点付与が同じ水属性の「トロロ」と相性がいい。 ただしタンク型とはいえ過信は禁物。遮蔽ナシで棒立ちしていると一瞬で溶けてしまいます
リセマラはしたほうがいい?
この手のゲーム開始直後といえば リセマラ。個人的には程々で止めるのがよろしいと思います。
というのもこのゲームのリセマラは20分ぐらいかかる。だいたい20分で可能な範囲がこの程度
- 恒常50連(50回でSSR確定)
- 限定10連
今は強キャラ「スオミ」が限定ピック中ですが、わずか10連で引くのは相当な運が必要でしょう。
「恒常でお目当てのSSRを引いた上で」となると至難の業。豪運が必要です
その上、1週間でかなりのガチャ石がもらえます。自分はすでに限定ガチャを140連以上 回しています。
72連で恒常すり抜け。その後70連でスオミ。いきなりすり抜けてつらい
ちゃんとプレイすればスオミは確定入手可能。なのでリセマラは 恒常50連でお気に入りキャラを引くまで ぐらいを目安にするのが現実的に楽にできる範囲かなと思います。
ちなみに自分のガチャ歴は以下
- 初回50連で トロロ (目当て)と サブリナ の2体
- 限定のすり抜けで 瓊玖
- その後確定枠で スオミ
限定ガチャのすり抜けは痛かったですが、強キャラの瓊玖だったのが救い。現状の強キャラ勢はだいたい揃っているので結構運がよかったと思います。
まぁすり抜けは痛かったですけどね…
まとめ
キャラの出来もいいし戦闘もおもしろい。想像を遥かに超える面白さでどっぷりハマってしまいました。
正直スタレ・鳴潮とも虚無期間だったのもある
ただ拘束時間が長めでプレイフィールはスタレ・鳴潮よりはるかに重い。
ここはちょっとデメリットになりそう、ですがシミュレーションRPG好きの人なら受け入れれるのではないかと。
中国版が1年ほど先行リリースしてしてる都合か、初期からコンテンツが豊富です。やることが多すぎるというデメリットにもなっていますが…
まだ始まったばかりのゲームですし、気になるようならぜひプレイしてみてください。