5/20に正式版が公開されたばかりのゲーム、「Link! Like! ラブライブ! 」。一週間ちょっとたちだいぶ感触も掴めてきたのでレビューでも。
ただ正直公式が解説不足すぎて、よくわかってない部分が多いという点はご了承ください
どんなゲーム?
一言で言うなら、「リアルタイムカードゲーム」です。リズムゲームではありません。
音楽にあわせて適切にカードを切り、「ハート」を稼ぎスコアクリアを目指すゲームです。
正直最初は理解不能でしたが、理解すると結構面白い。
とはいえシステムが結構複雑で言葉で説明するのが難しい。
幸いにも公式が解説動画を上げてくれたので、これを見るのが早いでしょう。
基本的に今の自分のプレイスタイルとして
- サビにむけてバフを重ねる
- サビでハート稼ぎのカードを大量に切る
- 要所要所でスタミナ回復
とプレイ自体はシンプルです。めっちゃ奥が深いカードゲームというわけではない。
ただここにリアルタイム性とカードの引きというランダム性が加わり意外と面白い。
うまく戦略とカードがはまり、大量のハートで画面が埋め尽くされるとテンション上がります。
意外と忙しい
手動でプレイするとわかるのですがこのゲーム、意外なほど忙しい。
同時に気にしなきゃいけない数字が多すぎる
- APゲージ(=カードコスト)
- メンタル
- 曲のムード、セッション
- 画面内のハートの量
- 手持ちのカード
ほんとに同時にみなきゃいけない情報が多い。かなり忙しい。
気がついたらメンタルがない、APがなくなりかけている、曲が終わりかけている...同時多発的に起こります。 このため「気がついたら一曲終わってる」という状態になりがち。
ここがリズムゲーと対極。リズムゲーだと「はやくおわってくれー!」という気持ちでプレイしてるのですが、リンクラは真逆です。
特徴的な編成
このゲームの特徴が、「キャラが固定される」。固定といいますか、全員編成する必要があります。
例えば左上の花帆の部分に編成可能なのは、「花帆のカード」だけです。他キャラも同様。最大18枚編成。
しかし最初は各キャラ1枚しかカードがないので、ガチャを積極的に引くのがすごく大事です。現に自分はすでに200連近く回していますが、みらくらの二人を編成を埋めることができません。(根本的にこの二人は実装枚数が少ない)
自分、基本的にラストエリクサー症候群で推しキャラ以外はガチャを控えるのですが、リンクラは溜まったら即回しています。それでもまだみらくらが足りない。スマイル/ピュア/クールという属性別に考えるともっと。それぞれ6人揃えなきゃいけないので結構たいへんです。
キャラとカード性能
先程も述べたようにこのゲームはリアルタイムに進行します。待ってくれない。
のでカードごとの性能をきっちり覚えるのが大事。タップすればスキルが表示されますが、毎度表示しているようではタイミングを逃します。よって暗記が重要、なのですがこれが結構つらい。覚えきれない。
プレイしながら少しずつ覚えていってますが、まだまだ足りていない。
このため、「最初からオートをオフにしてカードの役割を覚える」ことをオススメします。
ただありがたいことにこのゲーム、キャラごとに大雑把にカードの方向性が決まっているように見えます。
少なくとも手持ちのカードを見る限りそう感じます。
このため本気の暗記まではしなくてもいい。ある程度のプレイでいいなら覚えることは少ないです。手持ちのカードには限定されますが以下のような傾向。
- 花帆
- スコアラー。ハートを稼ぐスキルが多い
- サビでの要
- 梢
- スコア増加系バフ
- 曲序盤にほしい
- さやか
- ボルテージ系バフ
- やはり序盤に切りたい
- 綴理
- こちらもスコアラー。
- ちょっとバフ系も
- 瑠璃乃
- トリッキー。ドロー系
- 手持ちのカードを捨て、引き直す
- 慈
- スタミナ回復
なんとなく各キャラの性格とカード性能が一致するのではないでしょうか?
最初は慈が回復なのが意外でしたけど、「瑠璃乃を充電する立場」と考えると納得いきました。
序盤はさやか/梢、サビは花帆/綴理、要所要所でみらくらの二人 とおぼえておくだけで十分かと思います。 少なくとも自分はこれで今のところ実装済みステージの最後までクリアできました。ちなみにだいたいカードレベルは24です。
いいところ
ゲームにではこのゲームのいいところをざっと。
良質なイラスト
まぁこれですよ。やっぱりこの手のゲームはカードイラストが良くないと。
個人的にはリンクラは相当この手のゲームで上位にきてます。
蓮ノ空らしい、水彩タッチの淡いイラストがものすごい好み。光による白飛ばし、ボカシを多用しているのも特徴ですね。
お気に入りのカードを何枚か。スマホの画面キャプチャなのでご了承ください&カードの一部だけです。未所持でガチャ詳細のところから取ってきた絵もあります。
SR花帆。4人でステージに出る直前と思われるイラスト。衣装からして4月にあったFesxLiveでしょう(→ 公式動画)4人の決意のようなメッセージ性を強く感じて好き。
SR梢。あぁ、この姉妹感がたまらん...嬉しそうな花帆と優しく見つめる梢先輩...最の高
UR慈。あざとい、あざっとい!くっそ可愛すぎる!!悔しい!!!こんなの見せられたらめぐ党になっちゃう...(未所持:めちゃほしい)
梢と慈。あぁあぁ、なんだこの圧倒的な透明感と可愛らしさは...詳細不明ですが、今後イベント等でのポイントを貯めるともらえるのではないかというカード。
UR綴理。こちらもFes x Liveのもの。黒の和風な衣装がかっこいい。同シーンのさやかのイラストもあり。こういうセットのイラストがとても多いですね、リンクラ。スリーズブーケにも同じようなイラストがあります(ともに未所持:めちゃほしい)
小ネタですが綴理の背景右上にあるXmasツリーみたいなもの、金沢 兼六園 冬の風物詩 雪吊りをイメージしたものと思われます。
(兼六園観光協会HP より)
雪の重さで枝が折れないように紐で支えるものですね。雪国なら常識かもしれませんが、そうでない方も多いというので軽く紹介。
しかし兼六園はライトアップされたり一段とキレイ。
ぜひ一度訪れてみてください。雪吊り自体は11月ごろから、ライトアップは2月ごろです。公式サイトをチェック!(謎の金沢観光案内)
ちょい脱線。なんだかんだでこの手のゲームで個人的イラストトップは 未だにシャニマス です。新作ゲームのキービジュアルがやばすぎる
(公式ツイート より)
この手のアイドルゲーのキービジュってだいたい鮮やかで明るくてキャラたくさん、背景も盛りまくりというのが基本だと思うのですが、
- 背景は日の出と思われる大空
- たった一人。しかもかなり小さい
- 手を広げて踊っているだけ
- しかも逆光
といういろいろおかしいイラスト。なのに「めちゃくちゃこれが始まりであること、そしてこれからの広がり」を感じさせるものすごいインパクトのある絵。やっぱシャニマス変態やで...(褒め言葉)
意外と楽しいゲーム
先程も述べましたが、意外なほどゲームが楽しい。
結構な勢いで頭を回転させる必要がありますし、ランダム性もあいまって「ハマった」ときの快感は相当なもの。
ランダムゆえにうまく行かないこともありますがね。それもまた楽し。
正直まだゲームの詳細仕様すらよくわかってない状態です。探してもまともな攻略情報がない(笑)。しかしこういう「手探り感」はゲーム公開されたてならではの楽しさですね。
またスキップも星3クリアしたステージならやりたい放題。ちょっと疲れたときはスキップですぐ素材回収でき楽ちんです。
収録楽曲の豊富さ
これまた完全に予想外だったのが収録楽曲。
もちろんまだ始まったばかりのコンテンツなので量は少ないですが、 Youtubeで公開されているカバー曲も収録されています。
ラブライブ別グループの曲はもちろん、ボカロ系の曲まで入っているとは想像していませんでした。今までのラブライブ(スクフェス)ではあり得なかった動きで今後に期待がもてます。
逆にスクフェスからは嫌われていそうですね...蓮の新曲は追加されていないし。
ちょっと前までは「なんで蓮の新曲ないんだよ!ミュージカルはガンガン追加されているのに!」でしたが、このアプリの後だと当然と納得するしかないわ...むしろ単独アプリがある時点で優遇されすぎ。
どことなくスクスタ開始直後ぐらいを思い起こさせます...良い悪いはわかりませんが。
低い難易度
いいところ、に分類していいのか不明ですがサクサク進めます。ちゃんとレベル上げてガチャ引いてれば、現在公開中のStage4までは1週間で到達可能。初回クリア時は石ももらえるので結構な勢いで溜まっていきます。
イマイチなところ
まぁイマイチなところも多い。ざっと箇条書きで
- UIの導線が分かりづらい。
- ツール系アプリのUIと、ゲームのUIが半端に混ざっている
- 特に画面ナビゲーションに顕著
- ローディング表記が背景色次第で全く見えない
- フリーズしたかと勘違いする
- 総じてUIが細かい
- ボタンがタップしづらい
- カード一覧のカードイラストが小さい
- カードのコスト数値等がみづらい。アイコンが小さくて見えない
- カード一覧のフィルタリング/ソートがない
- どうもレベル順っぽい
- なら一覧でもレベルぐらい出してほしい
- キャラ別にフィルタリングはできるが、カード詳細から戻るとフィルタ解除される
- キープしてほしい
- 根本的にゲーム解説が一切ない(笑)
突貫工事感がすごいです。未完成感といってもいい。「出せなくはない状態だから無理やり出した」という印象。
コア部分は楽しいので致命的な問題ではないですが、細かい部分の調整不足/説明不足は相当感じます。
まとめ
かなり難しく独特な仕様なくせに、まったく解説がないという鬼畜のようなゲームです(笑)
ただその分なれると結構面白いのは事実。曲の出来もいいですし、SDキャラも単調さはあるもののよく動く。
このままだとちょっと「浅さ」を感じるのも事実ですが、おそらく今後もっと変わった性能のカードが出てくるでしょう。
正直「現時点では」そういうところを調べながら楽しめる人以外には勧めづらいです。
もう少しするとゲームとしても安定し各種攻略記事も出てくるでしょうから、その頃には安心して人にオススメできるかな?というところです。
そういうのが好きならぜひプレイしてみてください。
ネタ1:なにを切るか
全く期待してなかったリンクラにハマった分、逆になんのゲームを切るか が最近の課題。
現時点だと「ラスバレ」か「アイプラ」が候補。ともに「ゆゆゆコラボ」「2周年」という大型イベントを控えているので、それ次第でしょうか。
「ゆゆゆ」は一応アニメ見たという程度にすぎないので、ラスバレのほうが可能性高いかな。
「れじぇくろ」は強化要素ががんがん増えているんですよね。レベル上げが停滞したアイプラとは正反対。なんだかんだで盆栽ゲーとして秀逸です。
一方で「シャニマス」さん、ゲームは面白くないし強化もロクにできないのに これは全く切る候補にならない。本当に自分はシャニマスのキャラとストーリーが好きなんだなと自覚させられます。なんだか悔しいけど(笑)
ネタ2:再度金沢へ
実は自分、コーヒーが大好きなんです。で先週末に「金澤コーヒーフェス」なるものがあり金沢駅まで行ってきました。
が、人多すぎ。肝心のコーヒー1杯飲むのに数時間待ち。諦めて帰宅しようとしたのですが、せっかくなのでゲーマーズ期間限定店舗に再びいってみました。さすがにそろそろ空き始めたかなと。
しかし悪い方向に予想外。今回はガラガラで一人しか中にいない状態。なのでちょっと中を除いたら蓮ノ空のファンブックがあるではないか。
衝動的にかってしまった...だいたい表紙が悪い。可愛すぎん?柔らかいタッチが最高にいい...蓮はホントイラストのタッチが好み。 さらにこの表紙。蓮ノ空ってちょっと目の周りがクセ強く描かれていると感じるのですが、そのクセが抜けた印象。ざ・王道なキャラデザ。すごい好みです。
封入特典はスリーズブーケ!もちろん特典の存在すら知らずに買いました。
さらにゲーマーズ期間限定のオマケでランダムでカード一枚。こちらは慈。わかりやすくかわいいですよね、このキャラ。本格活動開始が待たれます。
ただ肝心の本はスッカスカです。キャラ紹介2ページ+声優さんコメントが6人分+別シリーズの紹介程度。
まぁ中身を調べず買った自分が悪いのですが、もう少し設定資料的なものがあるとよかったなと思いました。 人には絶対すすめません(笑)