表題のとおり、外出自粛な都合で家でここ数年にしては珍しいぐらいゲームするようになったのでレビューでもしてみます。
Steamのちょっと古いもの中心なのでご了承ください。ごく軽微なネタバレはありますのでご注意を。タイトルは以下のとおりです。
- Road Redemption
- BloodStained
- ダークソウル3
- デモンエクスマキナ
Road Redemption
世紀末バイクレースゲー
オフィシャルムービー をみて気に入ったなら後悔しないと思います。 バイクにのりながら、ライバルを釘バットで殴るゲーム です。アホすぎまねw ゲラゲラ笑いながらプレイしてました。
ステージが進むと敵がガードするようになるので「敵の攻撃をガートしてから反撃」すると確実というのがわかります。が、問題がさらにすすむと、「こっちの反撃もガードされる」ので
- ガードする⇨攻撃する⇨ガードされる⇨反撃される⇨ガードする⇨以下ループ
となり単調すぎてやめてしまいました。
プレイするほどポイントがかまりスキル/アイテムが解放されるので、もっとやり込むと別だったかもしれません。
BloodStained
おなじみ悪魔城ドラキュラシリーズのプロデューサーIGA氏が手掛けた2D探索アクション。まんまドラキュラですw
いい意味で予想どおりのできです。 ユーザの欲しい物をそのまま作った印象。驚きはないですが安心して楽しめます。
Trueエンドまでみてそこで今の所終わり。約25時間。程よいボリュームです。レアアイテム収集まではやってません。
欠点は 実用的な武器が少ない ことでしょうか? 最後まで使ったのは3種類ぐらい。特に後半は「飛ぶ剣」が強すぎてこれしか使いませんでした。一切の硬直ナシ、2発動時発射、多段ヒット、範囲広いと反則。威力低いですが多段ヒットで気になりません。初心者救済武器だったのかも。
あとソウル吸収でのスキルが「○○○を召喚」だらけなのがちょっと気になりました。こちらも実用的なのはほんのちょっとです。
とはいえ「いつものクオリティ」なのでファンの人は即購入していいと思います。
ダークソウル3
ようやくクリアしました。DLC除く本編クリアのプレイ時間が75時間、Lv89です。下手くそすぎて時間かかってます。
ダクソ2のような数の暴力はある程度影を潜めましたが、かわりに スピードの暴力 になってます。すでに150時間近く楽しんでますが、非常に人には勧めづらい作品。
とにかくボスがでかい、攻撃が速い、連撃ラッシュでもうつらいつらい。盾受けは原則NGで、ローリング回避が必須。連撃を「右、左、右」とローリングして避けててもうね。 ダクソってこんなローリングするゲームだったか? と思いました。ノーダメージプレイやLv1プレイならわかるのですが普通に勝つだけでも ローリングソウル状態。
一部の強い雑魚ですらこれです。(後半たくさん湧くw)
正直自分の反射神経ではついていけず、ローリングが間に合わない攻撃が何個もありました。攻略サイトの「かんたんに避けれる」は嘘すぎ。今回はとにかく反射神経よくないと話にならないです。敵のモーションから一瞬で何が起こるか見抜き反応しローリング。しかも今回は丁寧にディレイつきでタイミングをずらしてきます。ダウン後の起き攻めも完璧にこなします(ボスが)。格ゲーじゃないんだから
その上ご丁寧に第二形態、第三形態つき。全形態でモーションを覚える必要があり手間三倍/時間三倍です。冗談抜きで3~4時間かかったボスが 数体 います。特にDLCは残酷すぎる難易度...
デモンズのよさって「敵の特性/パターンを発見/学習し、あせらず丁寧に操作すれば勝てる」のがおもしろかったのですが、ダクソ以降はなにか「難しさ」を勘違いしてる気がします。より速いアクションを求めるのは仁王の影響でしょうか?
とはいえ勝ったときの開放感といったら...ヤミツキ... ではあるものの SEKIROを買うのはやめました。コレより早く反射神経いるらしいのでもう無理。高難度化はどこまでいくのか。シューティングや格ゲーと同じ道をたどってる気しかしない。(まぁフロムゲーなんて本来そんなもんですが...)
ここまで言っておいてなんですが、ドハマリして今3周目。しかも Level1縛り という謎プレイ決行中(武器は強化あり)。死にまくりながら楽しんでますw
デモンエクスマキナ
ご存知 Switch版アーマードコア。Steamで出てたのを知らずに、ダクソ3クリア後に買いました。アーマードコアシリーズは、MOAからはじめ、FormulaFront系以外はだいたいプレイ済みです。大好きなシリーズですね。
こちらはBloodStainedとは逆で、新要素がだいたい調整不足というちょっと残念な出来。いつものアーマードコアといえばいつものアーマードコアらしいですがw 箇条書きにすると
- 雑なストーリー演出
- テキスト表示だけの画面やキャラ棒立ちで見ててつらい
- 演出の割り込みが多くミッションのスピード感と快適性を損ねている
- プロモムービーで予算つきたか...
- ショップが役に立たない
- ハクスラ前提のためか、ショップにパーツがなくアセンの楽しさを味わえない
- モチベの上がらないハクスラ要素
- 根本的に「強い武器」が手に入るわけでない
- クリア寸前ですがここまでほぼ初期機体。有能すぎる初期ライフル。
- ハクスラで集めたパーツの「倉庫整理」が面倒
- 上記の演出が面倒で周回プレイを妨げる
- つかんでなげる新要素を使う場所がほぼなく最終ステージ以外死んでる
- 逆に最終ステージはやりすぎ。武器不要でアセン全否定ステージ
- 成立してない巨大敵ロボット戦。ただ硬いだけ
- 敵が完全にワンダと巨像のそれ。狙撃ゲームの動きではない
- ワンダは近接するから成立してた
「初心者に受け入れてほしい(=そしてメディアミックス展開したい)」という要求と、「(コアゲーマー層である)アーマードコアでプロモーションかけたい」という競合してしまい、仕様策定が難航/調整が不足した...そんな印象を受けます。(ACはまずアニメ化できないストーリー演出ですしねw)
じゃあ面白くないゲームか?と言われたら、そこそこ面白かった と答えます。特に「ロボットを魅せる」ことについては異様なコダワリを感じます。しかしゲーム本編が期待値に届いてない上、出来/ボリュームからして8500円という値段は高い。クリアまで20時間。参考までにBloodStainedが25時間、ダクソ3は75時間。妥当なのは5000~6000円程度でしょうか?オンラインはすでに過疎ってて考慮してません...
推測ですが、このゲームが目指したのは プレイするロボットアニメ ではないかと。プレイ中も鍔迫り合い/ウィングガンダムのような回転撃ち/バレルロール/質量を持った残像(分身)/部位破壊/声優チョイスなど、「プレイ中は」色々アニメ的な演出は気合入ってるんですよね。演出パートとマップのレベル調整がダメなだけで...
もし「元アーマードコアスタッフの」というウリ文句がなければ、「自動ロックオン追従」を採用できていれば、もっと初心者フレンドリーないいゲームに調整できたのではないかと思います。(もちろん個人的にはコアゲーマー側に振ってほしいですが絶対売れないのでw)
思い入れのあるゲームなので長くなってしまった。欠点ばかり書いてますが続編でたら定価で買っちゃうと思いますw でも売上、厳しそう...