この間のクレクレ事件でオンラインの設定を自分なりに調べて、設定を大幅に変更しました。
その時気づいたのが、「18歳以上設定のままで変更してない人が少なくない」かつ「18歳以上設定はまずい」という2点です。
このため個別設定を行う必要があります。が、主に翻訳の都合でどう設定すればどうなるか非常に分かりづらいです。
そこで自分で調べた範囲でまとめます。もし間違いやよりよい推奨設定があったらコメントで指摘いただけると非常に助かります。
(※長文です。02/26 一部修正)
(1)設定変更の仕方
XboxOneから「設定>アカウント設定>プライバシーとオンラインの安心設定」から「個別設定」を選択、さらに「詳細を表示」で詳細に設定できます。
ただ見づらい上に翻訳がイマイチです。PC用サイト https://account.xbox.com/ja-JP/Settings のほうがいいと思います。(むしろ同じことなのに表現が違うってどういうことよ...冗談じゃなくMSKK仕事してくれ...)
あとは公開範囲を適切に設定するだけ、ではありますがコイツが結構分かりづらい。
「すべて(=全員に公開)」と「受信拒否(=一切公開しない)」はいいとして、フレンドが分かりづらい。
以下フレンドについて説明していきます。(基本XboxOneの単語を基準にいきます)
(2)フレンドとは?
厄介なのがコイツです。XboxOneではTwitterライクなフォロー・フォロワーにも関わらず、Xbox360時代のフレンドという単語が残っているので混乱を招きやすいです。
で、XboxOneでのフレンドとは「自分がフォローしている人」です。相互ではありません。
では公開範囲「フレンド」はいったいどういう挙動なのか?
(3)公開範囲フレンドについて
AさんとBさんがいるとして、
・お互いプロフィールの公開範囲はフレンド
・AさんがBさんをフォロー
・Bさんはフォローしてない
とします。片思いですね。A→B です。
この場合、
・BさんはAさんのプロフィールを見れます。
・逆にAさんはBさんのプロフィールを見れません。
何が起こっているかというと
・AさんはBさんをフォローしているで、BさんはAさんにとってフレンドになる。そして公開範囲はフレンドなので、フレンドであるBさんはAさんの情報を見れる
・BさんはAさんをフォローしてないので、AさんはBさんのフレンドではない。よってBさんの情報をAさんを見ることはできない。
フレンドという単語が単一方向を意味してるのでややこしい...フレンドだと一般的に双方向をイメージしますからね...現に360時代はそうでしたし...
意訳すると公開範囲フレンドは「あなたは信頼している人だからフォローしています。よって自分の情報を見てもいいですよ」という設定といえるでしょう。
(4)注意すべき項目
これが結構問題になるのが「名前」です。アカウント作成時に入力するのですが、本名を入れている方が決して少なくないのではないでしょうか?(自分がそうでした)
そしてこの名前ですが、18歳以上設定だと公開範囲がフレンドです
「この人のペイント好きだからフォローしよう!」というだけでその人からは自分の本名がモロバレです。何かできるわけではありませんが、あまりよろしくない状態です。リアルフレンド以外は本名は隠したほうがいいでしょう。(このため名前のみ「選択したフレンドに公開という特殊な設定があります。とはいえリアルフレンドなら名前を知らせなくていいから拒否でいい)
同じようなことが他の公開設定にもいえます。
ぶっちゃけさらす必要はないと思いますので、ゲーム履歴やメッセージ等はフレンド、本名は受信拒否でいいのではないでしょうか?
じゃあ12歳ぐらいにすれば?といいたいところですが、ここまで下げるとコンテンツの購入などに支障が出ます。さすがにこれは困る。こっちは完全に家族向けの設定です。
なので、個別設定で入念に管理する必要が出てくるのです。
(5)個人的おすすめ設定
個人の好みが強いですが以下自分が考えた設定です。かなり厳しいほうに設定してると思います。迷ったら厳しいほうが基本でいいでしょう。
もちろん支障がゼロではないのでゆるいほうに倒してもいいと思います。指摘・ツッコミ大歓迎です。
XboxOne基準の並び順です。
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オンライン状態:フレンド(一緒に遊ぶ人なら見れた方がいいと判断。一緒に遊ばない人に公開する必要はない)
ビデオとミュージック履歴:受信拒否(別にする必要がない)
音声と文字でコミュニケーション:フレンドor受信拒否(SPAM/嫌がらせ防止のため。不要なら受信拒否に)
Xboxプロフィール:フレンドor受信拒否(実績ぐらいならアリかと。気になるなら受信拒否)
ゲームやアプリ履歴:フレンドor受信拒否(同上)
テレビとビデオの試聴履歴:受信拒否(ゲームに関係ないし)
曲の履歴:受信拒否(同上)
フレンドリストの公開:受信拒否(フォローしてる人を巻き込む可能性が多少減る)
ゲームクリップとスクリーンショット:フレンドor受信拒否(実績と同じ考え)
エクササイズ履歴:フレンドor受信拒否(一緒にダイエット等ならフレンドでいいかと)
コンテンツの共有:フレンドor受信拒否(お好みで)
--以下は家族向け設定に感じます(※除く名前)---
購入およびダウンロード:すべて(これはできないと困る)
マルチプレイヤーゲームへの参加:許可(同上)
ビデオコミュニケーション:お好みで
フレンドの追加:許可(大人なら自己責任で出来るでしょう)
名前の公開:受信拒否(安全上の理由)
フレンドのフレンドに名前を公開:受信拒否(同上)
どう表示されるか:本名以外に変更したほうがいいです。詳細は下に
他のユーザの詳細:フレンド(自身の情報の公開範囲と合わせてでいいと思います)
他のユーザのコンテンツ:許可(ForzaのペイントDLのため許可が必須)
Kinectコンテンツ:受信拒否(Kinect自体が...)
XboxLive以外での共有:許可(単にTwitter等を自分で選ぶかどうかなのでお好みで)
ゲームプレイ配信:お好みで
音声データの公開:受信拒否
音声検索データの公開:受信拒否
以上です。
「どう表示されるか」がちょっと面倒でMicrosoftとしては本名をいれろといいたいんでしょうねぇ...ただしOneDriveのフォルダ共有など各種Microsoftサービスでもこの名前が使われ見えてしまうことがあります。不意に本名をさらす可能性があるので適当なハンドル名がいいと判断しました。
と、ここまで書いておきながら自分はしばらくXboxから遠ざかりたい心境なのもあり、ガッツリ拒否設定にしてます。再開する時には上記設定のようにする予定です。
ただ実績やスクリーンショットは全てでもいいかな?とも。でないとペイントの宣伝をフィードにながしてもフォロワーさんに気づいてもらえないですからね。
逆にいうと、相手をフォローしたからといって相手のフィードが見えるわけではありません。相手の公開範囲がフレンドや拒否だとフォローしても見えませんので注意です。
(6)最後に
XboxLiveだけでなくFacebookやmixiにも言えますが、各サービスとも最近は入力情報を公開させたがっている気がします。
そのままだと案外危険なこともありますので適切に変更し、安全で楽しいXboxライフを満喫しましょう!
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オマケ その後。
例のクレクレさんはブロックしたので今のところ特に被害はありません。精神面では当分ペイントを見たくないぐらい被害を受けてますが...
ただForzaのいいところはゲーム中で嫌がらせができないことですね。ユーザがペイントに対しコメントや評価ができると面倒なことになっていたと思います。
野良オンはそもそもあまりしませんし一緒になる確立は極めて低いでしょう。そもそもぶつけ合いなのでいたとしても気づかないでしょうし。
今回は全く関係ない人だったので対応も楽といえば楽でした。変にフレンドだったりするとやってられないですね...各種リクエストは信頼できる人以外は、たとえ再公開程度でも原則全て拒否するようにします。(どんどん要求が発展する可能性があるため)
しばらくXboxは自粛しますが、今後は十分気を付けます。
※にしても他の職人さんも結構似たような経験をされてるようですね...Forzaでコレなんですから、Pixivで著名な人とか想像を絶する大変さだろうな...